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どうせこの世は ホジャラカ ホイホイ

超次元サッカーの監督がオトメな勇者になった話

こんにちは。はじめましてという人ははじめまして。

この記事は、レベルファイブの会社ごと追っかけてるゲームオタクが、先日アプリのサービスが終了した「オトメ勇者」(とちょっとだけイナズマイレブン)についての思い入れをいろいろ書いた記事になります。

具体的に言うと、乙女ゲーユーザーではなく、RPGが大好きなオタクが、オトメ勇者のキャラクターを「RPGのキャラクターとして見た視点で」語る記事です。

 

 

なぜレベルファイブのオタクが誕生したのか

簡単に身の上を説明しておくと、私は女ゲーマーであり、レベルファイブのオタクです。

幼少期にポケモンブームを膝に受けて以来、携帯機のゲーマーをずっと続けていて(据え置き機のゲームはテレビを占有してしまうため買ってもらえなかった)、まぁ、私の半分はゲームでできてる気がします。

 

好きなゲームジャンルはRPGや推理アドベンチャー、逆に苦手なのはアクションゲーになります。

アクション以外は原則的にジャンル問わず「気になったら手を出す」がモットー。 ハマり込んだら大抵廃人になってるのがプレイスタイル。

 

ちなみに私の乙女ゲープレイ歴はGBAアンジェリーク」、乙女ゲーか微妙なラインにまで範囲を広げるなら「スウィートアンジェ」(GBC)、「おしゃれ日記」(GBC)ぐらいしかありません。(ハードに年齢を感じる…) 

時系列で並び替えるとスウィートアンジェきっかけにアンジェリークシリーズの本家が存在することを知って、そっちも遊んだという具合です。

 

ついでにこの記事をどれぐらいのスタンスで書くかというと、私は乙女ゲーを遊ぶスタンスは漫画を読む時の読者目線みたいな感覚。自分の事でなく、一歩離れた目線で見てます。 (以下もたぶん同担拒否以外の人になら問題なく読める文になってると思います。一応。)

なのでこの記事もあんまり踏み込んだ嗜好については話しません。そこら安心してお読みください。

 

閑話休題

さてそんな私がなぜオトメ勇者に手を出したかについての経緯を語ろうとすると、たまらなく長くなるのですが、この前提がないと「なぜ私があのゲームに沼落ちしたのがどれほど奇跡的な偶然の上に成り立っていたのか」が薄れてしまうので、ちょっと長いですが綴らせてください。

 

…かのDSゲーによる脳トレブーム時代、軽い気持ちでレイトン教授シリーズに手を出したことをきっかけに、私とレベルファイブ(以下L5と略記)の因縁は始まりました。

 

今となってはどこのゲーム会社もやってますが、レイトンシリーズは「携帯機のゲームにムービーを搭載する」「キャストに有名芸能人を起用」「シナリオの振り返り機能や、ゲーム内イベントの発生する次の目的地の可視化」などあの当時のゲームではかなり画期的な取り組みや構造をしていて、ゲーマーの間のみならず、時にはテレビのバラエティ番組でも特集されたこともあったほど、大きな話題を呼びました。

 

私はそんな世間の流行に押し流されたのと、そして私自身が多湖輝(たご あきら)先生の著書「頭の体操」シリーズが大好きだったために、私がレイトン教授にも興味を持って手を出すというのも必然的な流れでした。

 

あの時、当時住んでた自宅から最も近いゲーム屋(※チャリで30分もかかる)で、わくわくしながらレイトン教授のパッケージを握ったあの瞬間。私にとってあれがすべての、いうなればオトメ勇者に出会うまでの、スタート地点になります。

 

そしてもしも私がレイトンシリーズを遊んだだけであったなら、おそらく単に一過性のブームに流されただけで平和だったろうと思うのですが、何より私のすべてを狂わせたのはレイトンシリーズの第二作目「レイトン教授と悪魔の箱」に付属していた、イナズマイレブン」の体験版になります。

 

…当時レベルファイブ東京ゲームショウにて、レイトンの新しい書き下ろし短編外伝シナリオ「レイトン教授とロンドンの休日」と抱き合わせで、当時の新規IP「イナズマイレブン」体験版を収録したDSソフトを無料配布するという前代未聞のことをやりました。 (※当時DL版なんてものは普及してなかったNDS時代ゆえに、中身は短編と体験版とはいえ、立派なパッケージソフトの形)

 

そんなソフトはイベントで速攻無くなり、そしてネット上で当然転売されました。

これには人気の高かったレイトン教授シリーズゆえにファンから不満も相次ぎ、その「ロンドンの休日」およびついでに「イナズマイレブン体験版」は、レイトン2作目の「レイトン教授と悪魔の箱」に再収録されることになったのです。

 

1作目のレイトンを気に入っていた私は、2作目も当然買いました。 そして本編の問題はもちろん、「ロンドンの休日」もおまけ要素として堪能。

遊び終えて一通りついたところで、そしてふと「イナズマイレブン」の体験版に目が行ったのです。

 

イナズマイレブン、ご存じの方はもちろん多々いらっしゃるかと思いますが、簡単に説明するとジャンルは「超次元サッカーRPGです。

中学サッカーの世界を舞台に、個性的な選手の中から好きな選手を集めて、君だけのイレブンを作ろう!

…ゲームの概要を説明すると、そんな感じのゲームです。

 

私はご覧の通りゲームに人生半分捧げてきたような根っからの文化系だったので、サッカーのような体育会系の空気にあまりに縁のないオタク人生を歩んでおり、さほど当時そのゲームモチーフに興味を持たず、「まぁでもせっかく体験版あるからやってみるか」、と軽い気持ちで始めたのです。

 

私とイナズマイレブン

そんなイナズマイレブンの導入あらすじはこんな感じ。

 

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雷門(らいもん)中学校に通う少年・円堂 守(えんどうまもる)。 亡き祖父の影響でサッカー大好き少年に育った彼は、部員がたった7人の廃部寸前サッカー部を率いるキャプテンでもあります。

しかしそんな彼はある日、サッカー部顧問の教師から「次の練習試合で負けたら廃部」という衝撃的な宣告を受けます。

しかもその指定された練習試合の相手は、去年の全国大会優勝校。 そもそも11人が規定人数のサッカーにおいて、人数の揃っていないサッカー部はその時点で既に絶望的な状況です。

もう廃部は決定したようなものだと投げやりになるチームメイトたち。 けれどどうしてもサッカー部を存続させたい円堂は助っ人募集のために、陸上部の友人に声をかけ、別のクラスの男子にも節操なく声をかけ、校内を駆けめぐりました。

そんな折、彼は一人の転校生・豪炎寺修也(ごうえんじ しゅうや)に出会います。 豪炎寺は去年の中学サッカー大会で準優勝校となった学校の、抜群のキック力を持つエース選手でした。

それを知った円堂は当然ながら豪炎寺にもサッカー部へのスカウトをします。

しかしそこで得られた返事は意外なものでした。

 

「……もうサッカーは、やめたんだ」

 

…果たしてサッカー部の命運を握る練習試合の行方は!?

そして豪炎寺は何故サッカーをやめてしまったのか!?

ふたりの少年の出会いから、すべての伝説が始まった……!

 

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……まぁそんな感じの話なんですが。

 

そんなイナズマイレブンの体験版では、豪炎寺がなぜサッカーをやめてしまったのか一瞬だけ回想するカットインの一枚絵が流れる場面があるんですが、体験版を遊んでいた私はその絵に釘づけにされたのです。

 

……詳しい内容をここで語るのはやめておきましょう。続きは君の眼で確かめろ!

 

続きを知りたい方はぜひ現在ニンテンドー3DS内のeショップで2020年2月現在無料配信されている「イナズマイレブン for ニンテンドー3DS」を遊んでみてください。

(※DS版「イナズマイレブン」無印の内容を3DS画質などに置き換えたリメイク版です。体験版ではなく、エンディングまでまるまるソフト1本分入ってます。いろいろあって1年半以上無料配信され続けてます

 

www.nintendo.co.jp

 

…そうして私は気づけばまた、レイトンを買ったのと同じゲーム屋で、イナズマイレブンのソフトを握ってレジに並んでいました。

イナズマイレブン体験版の私の操作はボロボロだったんですけど(※ゲーム版イナズマイレブンのプレイヤーの間では『操作に慣れるまでが一番難しい、慣れてしまえばあとは簡単』とよく言われる/最悪レベルを上げて物理で殴ればどうとでもなる)

 

アクションゲームがただでさえ非常にヘタクソというそんなハンデを抱えてしても、それ以上に「豪炎寺の過去に何があったのか見たい」という好奇心が勝り、苦手意識のあったジャンルでしたが、意を決して私はあのゲームの世界に飛び込みました。

 

イナズマイレブンといえば、内容を知らない人からすれば、かの人気投票騒動や、アニメ版のトンチキな必殺技モーションで知られているのではないかと思いますが、実際中身を見てみると、それ以上に、それらのインパクトが霞むぐらいに「サッカーをめぐる人間ドラマ」が面白いのです。

例の人気投票騒動の頃、「冷やかしのつもりでアニメを見てみたら思いのほか面白くてハマってしまった…」そんな人も私は見かけました。

 

私はやっぱり特に第一作目となる無印が特にお気に入りです。イナズマイレブンシリーズをすべて見てきたけどやっぱり無印を超えるものはない…。

 

……崖っぷちサッカー部を立て直すことになった円堂守は、かつて40年前に存在した自校のサッカー部が、「イナズマイレブン」とまで呼ばれた、伝説のサッカー部だったことをある日知ります。

円堂らサッカー部は「なろうぜイナズマイレブン!」を合言葉に、様々な困難を乗り越えながら、全国大会優勝を目指すのです。

中学サッカーという世界を舞台といえど、その内容は本当にRPG的で、ドラマチックでした。 チームメイトたちはそれぞれ当初サッカーへの熱量も違うし、当然ながら家庭事情の境遇も違うわけで、雷門中サッカー部の前には様々なトラブルや困難が何度も立ちはだかります。

 

たとえば特に見た人の共感を呼びがちなのは、染岡竜吾(そめおか りゅうご)というキャラクターのエピソードだと思います。

他校のエース・豪炎寺が急に転校してきて、ほかのチームメイトたちが豪炎寺をちやほやするなか、豪炎寺と同じフォワードのポジションである染岡はこの事態に焦ります。

これまで自分が築いていたポジションの地位が脅かされる焦燥感。井の中の蛙が大海を知った瞬間。自分の実力不足というやり場のない悔しさを、彼は一人での特訓にぶつけます……。

 

こんな感じで、サッカーをめぐってキャラクターたちがそれぞれの悩みを抱えたりしながら、時には切磋琢磨し、また時にはケンカしたり、また時にはライバル校の相手ですら励まし合ったり……。

生まれも育ちも違うメンバーたちが、ただ「勝利」という共通の目標のためだけに一致団結するあの様は、本当に魅力的なヒューマンドラマでした。

 

そんなイナズマイレブンのキャラクターたちの姿は、「青春」という語からかけ離れた人生を送っていた私には殊更まぶしく映り、ひょんなことから始めたこのゲームに、気づけば私はレイトン教授シリーズ以上ののめりこみを見せていました。

 

イナズマイレブンは後に人気のため続編が次々に作られました。それにも例外なく私はハマりました。

 

一度ひとつのゲームになると熱くなってすぐ廃人化してしまう体質の私は、もちろんこのゲームをただ漫然と遊んだだけではありません。

分かる人には分かるように説明すると、「極限育成」や「装備マラソン」「ちょうこんマラソン」にまで手を出すイナズマ廃人っぷりでした。

公式の大会にも参加して、イナズマイレブンのゲームオフ会も何度も参加して、自分の推しキャラを集めたイレブンを極めることにただただ夢中になってた日々は本当に楽しかったです。(自分が一番やりこんだオーガとダークの頃にゲームの公式大会が無かったのが悲しい)

 

次世代WHFの福岡大会で、イナズマイレブンGO TCGの大会(参加者10人ぐらい…)で優勝して、賞品としてやぶのてんや先生(※コミック版描いてた)のサイン入りカードを貰ったり、あの当時のイナズマ繋がりのゲーム仲間の面々とは、未だに顔を合わせての交流も続いていたり。

本当にゲーマー人生として幸せなことをイナズマイレブンに貰いました。

 

…それに加えて私は、イナズマイレブンシリーズに手を出したことで、アニメの放映時間が近かった同社製のダンボール戦機シリーズ、および妖怪ウォッチシリーズにもまた軽い気持ちでつまみ食いのつもりが沼落ちしました。あまりに学習能力のないオタク。

……しかし2014年頃、イナズマイレブンシリーズは、「GO3 ギャラクシー」を最後に、一度シリーズとしての展開を一段落します。

時を同じくしてその頃、ダンボール戦機シリーズもひと段落して、妖怪ウォッチブームも最盛期の過熱を過ぎた頃にありました。

 

ギャグ的な要素をプッシュしていた「スナックワールド」には今一つ個人的に食指が動かず、「レイトン探偵社 ミステリージャーニー」もなんとなく積みゲーして、二ノ国ファンタジーライフも触ってなかった身としては、やり場のないオタク感情をくすぶらせていて、再び私を熱くさせてくれる何かの作品が、レベルファイブに限らずどこのメーカーでもいいから出てくることを求めていたのです。

 

そして、そんな当人が思いもよらなかったその日は、突然訪れました。

 

――忘れもしない2017年12月15日深夜、日付がちょうど変わって12月16日を迎えたその深夜のタイミング。

それは急にツイッターのタイムラインに降り注いだ……

 

 

レベルファイブのオタクが必ずと言っていいほどフォローしている社長こと日野氏が、突然の爆弾を投下してきたのです。

 

そう、奴らはある日タイムラインに、彗星のごとく現れた……

 

というわけで、前置きが長くなりましたがやっと本題です。

 

超次元サッカーの監督がオトメな勇者になった話

 

レベルファイブビジョンの新作発表会でタイトルが明かされたときから私もその名は知っていました。 アプリゲームの雑誌でも特集記事を見かけたこともありました。

それまではキャラクターデザインにうたプリでお馴染みの倉花千夏先生を起用!みたいな文句で印象に残っていたタイトルが、ついに。

 

「――永遠に出ない気がしてたけど、出たんだ。」

 

たぶん最初に抱いた印象がそんな感じだった気がします。 何せオトメ勇者、何度も配信開始時期が延期されてたので。

 

私はレイトン教授の頃から追っていたオタクゆえにあの会社の長所だけでなく短所だってめちゃくちゃよく知っています。

レベルファイブはタイトルだけ発表していたもののいつの間にかしれっと企画が消滅していた「イナズマイレブンフューチャー」や「イナズマイレブンアツメヨーゼ」、「レイトン7」という前科を重ねていたこともあって、私はまったくスマホアプリのリリース情報を信頼してませんでした。

 

そして私はオトメ勇者も同じ道を辿るんじゃないかっててっきり思ってたんですよね。

「もっと事前登録とかやるもんじゃないっけこういうの…?また急に始まったなぁ…」

と思いつつ、まぁ基本無料のスマートフォン向けアプリだし、軽い気持ちでDL始めたんです。

 

そんなオトメ勇者のあらすじはこんな感じ。

 

~~~~~~~~~~~

今から300年前、一人の勇者とその仲間によって魔王は封印された。

しかしこのつい1年前に、封印されたはずの魔王が復活してしまう。

魔王を再び封印するためには、女神に選ばれた「勇者」の力が必要不可欠なのだという。

 

しかしそんな勇者に選ばれたのは――田舎育ちの、ごくごく普通の「少女」だった。

 

大国グランロットの国王は大陸中にお触れを出し、世界に蔓延りだした魔物達、および魔王再封印のために勇者を支える「スレイヤー」を募った。 スレイヤーたちはいち早く魔物を倒して、魔王と戦う資格のある“グランスレイヤー”を目指す競争へと駆り出されることとなる。

誰と共に魔王封印の道を選ぶかは、勇者となったプレイヤーのあなた次第……。

~~~~~~~~~~

 

…こんなところでしょうか。

 

そして私の最古のオトメ勇者プレイツイートがこちらになります。

 

レベルファイブのオタクとして最初に気になったのは「ロゴ」でした。

このオトメ勇者、なぜか「各キャラクター」や「各主要地名」に専用のロゴデザインがあるんです。

 

そして私は今まで長く遊んだ人間としてよく知ってるんですが、レベルファイブのゲーム、すぐロゴの類を凝りたがるんですよ。

 

たとえばイナズマイレブンでは、各対戦相手に校章やチームエンブレムが存在するし、ダンボール戦機では、機体(玩具)のメーカーごとに企業ロゴがあって、妖怪ウォッチは妖怪の種族ごとにマークがあるし、スナックワールドではファンタジー世界なのに武器ブランドが存在してそのブランドロゴがある。

 

あの会社は隙あらばロゴを出す

往年のレベルファイブオタクはよく知っている。

だからオトメ勇者もそれに倣ってロゴに凝ってるのがめちゃくちゃ面白くって。

いや別にレベルファイブオタクじゃなくても「各キャラクターや地名ごとにロゴが用意されている」なんての、前代未聞すぎてもうその時点でその謎のコストが面白かったのではないだろうか。

 

またレベルファイブオタク的には、スレイヤーへのプレゼント返礼品のコレクションボックスに「レイトン教授ゲーム内のアイテム集め要素」を感じてしまったり、「槍」「剣」「爪」といった武器カテゴリに「ダンボール戦機」を思い出したり、っていうかBGM担当の人「ダンボール戦機」と同じ人じゃん!!!ってなったり、レベルファイブオタクとしてじわじわくるポイントも絶妙に押さえられてありました。

(↑アロンダイト以外はレベルファイブ制ソシャゲの共通で使える課金ランクに応じてゲーム内通貨で買えた装備アイテムたち。雷門ユニフォームはイナズマイレブンの雷門中ユニフォーム、シルクハットはレイトン教授のトレードマーク)

 

(↑オトメ勇者のBGMを担当された近藤 嶺氏はレベルファイブ作品ではダンボール戦機スナックワールドのほか、ファイアーエムブレム if /覚醒/風花雪月や大神、ベヨネッタなどのゲームBGM作曲歴もある。こう書くと結構ゲーマーの食いつきがいい)

 

…そして私があのゲームの中で、最初に興味を抱いたスレイヤーは、先述のヒューズでした。

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あのキャラクター説明文、「プライドが高くトゲのある性格だが、本当は…」という結びなのにロゴが隠す気のないネタバレというこの出オチっぷり。

 

あまりにその出オチが面白過ぎて、「あぁじゃあとりあえずこのキャラのカードが出るまでリセマラしよ」って思ったんですよね私は。軽い気持ちで。

 

……最初期のオトメ勇者のリセマラは本当に苦行でした。 「最初に好きなキャラのカードが1枚選べてもらえる!」も無かったし、キャラクターをおさわりするスキンシップ要素も強制でキャラクター固定のものをさせられるし…。

(※私は結構下ネタ系得意じゃないタイプだったのと、男性L5オタク仲間が「あれさえなえればなぁ」とスキンシップのことを呼んでたので、正直あのスキンシップ要素もない方が硬派度が上がって人は呼び込みやすかったのではないか?と思っている。時々ギャルゲを遊ぶ女子がいるのと同じように、女性向けゲームでも面白そうであれば手を出す男性層も世の中一定数いる。)

 

あとはオトメ勇者は「データを削除して再び新しいデータを作る」というやり方を取るとアカウント作成が同じ端末から20分に1回という制限があり、これによって実質リセマラは20分に1回までとか制限があったことも手伝って、(まぁリセマラ1回あたり20分弱だったんでその時間制限もそんなに支障もなかったですが)、あのゲームの最初期リセマラは本当に苦行でした。(※のちにチュートリアルの仕様は好きなカードが選べるようになったりと改善されます)

(↑フォロワーさんのツイートを引用させてもらいました)

 

私は「☆3でいいから、ローディング画面で気になったヒューズ来ないかな…」と思って、この先続けるかも分からないソシャゲなのに、リセマラを始めました。

しかし一向に☆3すら引けず、途中からこれはなんとしても引いてやると意地になって20回ぐらいリセマラして、もう心が折れかけたその時、0.3%の可能性が私に味方をしてくれました。

ガチャのピックアップをすり抜けて、☆3どころかまさかの☆4引き。

(この☆4は序盤どころかサービス終了時にまでエースを続けてくれるカードになるとこのときの私は知らなかった…)

 

そして、実際にゲーム内で見ると更にヒューズの出落ち具合は私の想像以上でした。

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↑当時のメインシナリオにてヒューズ初登場の瞬間。画面に映った瞬間からすでに涙目。

これがもう本当に面白くて仕方なくて。「思っていたより泣いてる頻度多いんですけど!?」って驚きと笑いで、このヒューズにたちまち惹かれてしまいました。

 

仮にもファンタジー世界で魔王討伐を掲げているキャラのうちの一人なのに、魔物が急に飛び出ると涙目になったり、方向音痴でちょっとはぐれただけで涙目になったり。 ……うさ耳種族キャラ、性格が想像以上にとっても小動物だった。

そんな感じで、ヒューズのことを(面白くて)気に入ったのに加え、本編を進めるにつれ、それ以外のキャラも非常に魅力的で、気づけば「箱で推せる」という感覚になっていました。

 

……私はこのゲームを遊び始めた当初、主人公の名前がデフォルトネームではしっくりこず、食べ物の名前だとかいろいろネタネームの類を試していたのですが、結局のところ最終的に「監督」に落ち着きました。

「攻略対象ではない、彼らはみなチームメイトだ!」イナズマイレブンを遊んでいたころの、そんな気持ちで。

そのため「監督!」「監督ちゃん!」ってずっと呼ばれてました。勇者監督の誕生です。

 

~~~~~~~~

 

 

……終わった今になってから振り返ると、なぜ私の目にオトメ勇者のキャラクターがどれもこれも「いいキャラしてるなぁ」と映ったか、それはこのゲームの生まれたいきさつが関係してるのではないかと思います。

設定資料集掲載のスタッフインタビューによると、このゲームの企画がスタートしたのは、社長に「女性向けゲームを作ってみないか」と持ち掛けられた女性ディレクターが、「自分の好きなRPGに出てくるキャラクターと恋ができる乙女ゲーができたら面白いのでは?」と閃いたのがきっかけだとあります。

なのでつまりオトメ勇者は、「乙女ゲーにファンタジーRPG要素を取り入れたゲーム」ではなく、「ファンタジーRPGに乙女ゲー要素を加えたらどうなるか?」という逆のスタート地点から生まれているゲームなのです。

 

この作品は乙女ゲーにしては攻略対象キャラが全部で24人とちょっと大所帯めなのですが、それぞれのキャラにもバックボーンが結構細かく設定されていて、乙女ゲーのキャラクターとしてでなく、「ひとつのRPGの登場人物として」魅力的になるように仕上がってます。

そういう経緯で生まれているゲームなので、オトメ勇者は一般的な乙女ゲーではあまり見かけないタイプのキャラも一部にはちらほら…。

 

  • 「ガタイのいい体格で、親父ギャグを連発し、腰痛持ちが欠点なおじさん」
  • 「好物は『金と酒とボインなねーちゃん』だと公言する遊び人」
  • 「人を殺すにも躊躇のない快楽主義のアサシン」
  • 「見た目は青年ながら齢は1000年越えのエルフ」
  • 「インドア派すぎて恋愛の『れ』の字に発展する気配がちっとも感じられない学者の青年」
  • 「故郷を魔物に襲撃され、忠誠を誓った王も喪い、生き残った小さな王子たちと共に廃墟となった故郷の復興を固く誓う敗戦の将」

 

… 最後に至ってはもう「出るゲーム間違えてません????」ってなるんですけど、それらキャラクターの持つ乙女ゲー「らしくなさ」、そして「一つのRPGのキャラクターとして魅力的な人物像」が、このゲームをより一層引き立ててくれた要素じゃないかって思っています。

 

そしてそのうちの大半のキャラクターが、人には言えない悩みやトラウマ、秘密を抱えていて(※抱えていないキャラもいる)、物語を読み進めていくうちにそれらがちょっとずつわかるプロセスも楽しかった。

 

…24人も男が集うわけですから、当然そこにもキャラクター同士の人間関係があります。

意気投合する二人もいれば、互いにスレイヤーとしての腕をライバル視する関係もいる。 親子のように仲の良い二人もいれば、または元から水と油の不仲の関係もいる……。

時に悩んで、時に傷ついて、時には喧嘩もして、けれど文字通り生まれも育ちも違う全員が、「魔王討伐」という一つの目標に向けて一致団結して、互いに成長し合いながら進むその構図は、目標や媒体が違えど、かつてのイナズマイレブンが持っていた熱さに根っこが等しいものでした。

 

それゆえに私にとってオトメ勇者は、イナズマイレブンを遊んでいたころの「熱さ」を思い出させるのに十分で、本当に、本当に楽しかった。

 

具体例がないと何ともわかりにくいと思うので、ちょこっとだけキャラクター紹介をしておきます。

私の推しはヒューズ(ともう一人いる)なんですが、こういう題目で記事を書いた以上は、推しよりも「人に勧めるなら誰をプッシュするか」という視点で語っておきたいので、このゲームのメインだと私が思うキャラクター二人について語っておきます。

(本当は24人全員について語りたいのですが、あんまり記事が長くなるのも本題が霞んでしまうので…。)

 

イクサ

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アプリのメインビジュアルにもなっているこのゲームの看板枠キャラクターイクサです。

性格は一匹狼気質で、その態度は勇者たる主人公にも「俺に構うな」の塩対応からスタートします。

(※このゲームは一応乙女ゲーなのだが初期塩対応のキャラクター率がやけに高い…)

 

そんな彼は実は「記憶喪失」という重い過去を抱えています。

彼にとっては自身の記憶は一年前以降のものしか存在せず、なぜ自分が記憶を失ったのか、記憶を失う前の自分はどこで何をしていたのか、それすら全く分かりません。

唯一分かっているのは、自分がイクサという名前であるということだけ……。

 

また他者とも関わりたがらないその性格からして、彼にとって自身の記憶はほぼ「勇者および他のスレイヤーたちと出会ってからの出来事」のみで形づくられます。

そういう点では“このゲームを遊ぶプレイヤーに”最も立場が近いキャラクターといえるでしょう。

 

そんな記憶喪失キャラが看板枠なので、まぁ勘のいい読者の皆様ならすぐに「これは絶対こいつの過去になんかヤバイもんがあるな」と察するところかと思いますが、そうです、その通りです。

 

実は彼の過去には、なかなか酷な話が待ち受けています。

 

……記憶を何一つ持ち合わせていない、まっさらな空っぽの青年が、勇者をはじめとした人々との交流を通じてどんな風に変わり、成長していくのか?

何より彼の過去にはいったい何が秘められているのか?

そして、その謎に満ちた記憶の真相を受け止めた彼の反応は……

それを見届けるプロセスが、このゲームの大筋である……のかもしれません。

 

スラッシュ

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イクサ以外には誰について語ろうか迷った部分もあったのですが、イクサと対照的に描かれているという点で、スラッシュというキャラについてここでは語っておこうと思います。

スラッシュは、主人公たる勇者の幼馴染にあたる青年です。

田舎の村で育った彼と主人公は、何の変哲もない、ごくありふれた日々を過ごしていました。

イクサが「ゲームを遊ぶプレイヤー」に立場が最も近いキャラクターとすれば、スラッシュは「このゲームの主人公である勇者」に最も立場が近いキャラクターと言えるでしょう。

彼は昔から主人公にほんのりと片思いの恋心を抱いています。

(もしも魔王が復活していなかったら、ほとんど間違いなく彼と主人公が結ばれていたのでは?という気もしないでもありません)

 

しかしそんな初恋を打ち明けることもできないまま、ただの村娘だった主人公は女神の託宣によりある日突然勇者に選ばれてしまいました。

そして彼は主人公が心配ゆえに、勇者を補佐するスレイヤーに志願します。

「幼馴染」というポジション、乙女ゲーのプレイヤー目線としてはそれだけで鉄板の爆アドですが、このファンタジー世界においては、自身が勇者の幼馴染であるだけということ、それは彼にとって何の意味もありません。

 

勇者が選ばれた存在なら、彼は「運命に選ばれなかった存在」です。

スレイヤーとして志願したはいいものの、他のスレイヤーには他所の国の王侯貴族やエリートたちが大量にごろごろしているし、自分とあまり世代が変わらない人間が一国の兵を率いる将だったり、獣人種族の並外れた運動神経にも圧倒されたり、そんなライバルたちを見て、スラッシュは自身のスレイヤーとしての技量に焦ります。

(※この辺、イナズマイレブンの染岡のエピソードに重なる部分があるかもしれない)

 

それでも魔物達との戦いに命を賭してまで彼が動く理由はただ一つ、「惚れた女のために戦う」、ただそれだけ。

身分も力も何も持たない彼だからこそ、守りたいもののために奮起する姿に、強く人の心を打つ部分があるのかもしれません。

 

……加えて、彼は他のスレイヤーと比較して本当にごく普通の若者ゆえ、大抵の「世界の真実」を知らされないまま動かねばならないことになります。

また自分がその真実を知ったところで彼には何もできることがなく、その無力感で彼は余計に傷つきます。

 

……たとえば。

スラッシュはイクサと同い年で、イクサがすぐそっけない態度を取るため、この二人は会って程なくしてよく喧嘩する犬猿の仲に。

しかしイクサが記憶喪失だという過去を抱えていると知り、  それ以来、スラッシュはイクサへの態度を少し改めるようになります。

ふたりは完全に仲良く……とまではいきませんが、旅を進めるうちに次第に「理解して認め合う」関係へと変化していきます。

 

…オトメ勇者はシナリオが実は未完状態です。

メインシナリオであればサービス開始期の時点で完結状態のものが提供されていたのですが、リニューアルと共に始まった新章が、残念ながら途中でアプリのサービス終了に伴い打ち切られる形となりました。

(まぁ今後メインシナリオの続編がゲーム外の何らかの場で発表されることは公式に告知がされているのですが…。)

…そして何よりオトメ勇者を遊んだ“プレイヤーは”イクサの失われし過去に何があったかを知ることができますが、実はイクサの記憶喪失の秘密に何があったかを「スラッシュが」知る展開は今のところ存在していません。

おそらく、この先において最も重い事実を受け止めねばならないのは、24人の中でスラッシュになるだろう…と私は予測しています。

 

 「“アレ”とか“ソレ”とかを知ったスラッシュがショックを受けてる様子がめちゃくちゃ見たい」というゲスい感情も無いといえば嘘になりますが、それ以上に、「彼なら…いや彼らならきっとどんな残酷な真実でも受け止めて乗り越えてくれるはずだ」という期待も込めて、これでキャラクター紹介は結ばせていただこうと思います。

 

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……熱く語り過ぎてしまいました。 箱推しですが私の最推しはこの二人ではないんですよね、最推しキャラじゃなくともここまで語ってしまいたくなる。

 

特定のキャラクター1人が気になってしまって始めたという人も、自然と箱推しになってしまったと語る人が多いし、シナリオについては遊んだ人にはおおむね高評価でたいていの人が楽しかったって言ってるんです……

 

そう…チームで推せた…

みんないいキャラしてた…どのキャラの事もみんな応援できた…

 

…じゃあなんでそんなストーリーが評価されたアプリがサービス終了するのかっていうと、正直なところ「運営が下手」の一言につきまして…。

ゲーム内容も前時代的な周回ゲーだし、もともとレベルファイブ、ソシャゲの運営が昔から本当に下手くそなんですよね…。

 

オトメ勇者の場合は事前登録類もなくいきなりツイッターで始まるよと言われるぐらいの認知度からスタートし、レベルファイブはこれまで女性向けゲーをさほど育ててなかったので(結果的にイナズマイレブンは大人の女性にも受けたが元のターゲット層はコロコロ世代の男児である)一番届いて欲しい乙女ゲーユーザーにその存在がさほど届かなかったこと、ほかサービス開始当初の課金が絡む不具合いろいろほかまだまだ不手際いろいろ(怨みを込めて)、サービス開始間もないころにのミスで課金ユーザーを大量に手放してしまって本当にもったいなかった。

 

またアプリ仕切り直しのため、休止の長期メンテナンスを挟んだというのもマイナスポイントだったかもしれません。

アプリを休止した長期メンテ期間4ケ月+メンテ延長約5ケ月があったことも含めて、その長い期間の間にユーザーの心が冷めたり、またメンテ明けもメンテ期間相応の進歩があったかというとユーザー目線ではそんなに恩恵を感じなかったり……。

そこらへんも相まって、商業的には失敗してたなって傍目にも思います。

 

…それまで応援してたユーザーにも、このアプリの長期休止期間は長すぎた。

推しがいなくて当たり前の時間が、長くなりすぎたというのが、一番もったいなかったのかもなぁ……。

 

加えて個人的には、リニューアル後の「広報」の迷走した寒い方向性が本当に自分に合わなくて、特にある1件の宣伝方法では「金輪際二度と課金しない」とまでに私が至った出来事があったのもマイナスポイントでした。

 

……私、廃課金でした。はい。リニューアル前は割と人に言いたかない金額まで課金しました。分かる人にはわかるように言うと、ダリルのアイコンまで届きました。

もう二度と何のソシャゲだろうとあんな無茶な課金はしません。はい。

 

「あんな寒い宣伝してもらうために課金したんじゃなかった、ユーザーに還元しろよ(意訳)」とブチ切れメール送って、それ以来アプリを起動することはあまりなく、私はしばらくオトメ勇者とちょっと疎遠になってました。

 

それが効いたのか知りませんが、やっと広報がまともになったところで…サービス終了のお知らせ…。

本当に、キャラクターは魅力的だったのにつくづく勿体ないと……。

 

フォロワーさんが「24人て最初聞いたとき多いなって思ったけれど、実際遊んでみたらみんなキャラクターとしての個性もかぶってないし、この中の誰か一人でも欠けちゃダメだったと思う」って語ってるのを聞いたことがあるのですが、本当にその通りだなぁって私も思えるチームでした。

 

私は最終的に全員を「グランスレイヤー」にし、個別エピソードは光ルートも闇ルートも全員分堪能しました。

 

サービス終了が告知されてから、寂しくなってしまうのが嫌でログインも避けてたのですが、やっぱり間近になって滑り込みで起動して、未読エピソードを一つでも多くと目に焼き付けていました。

 

…サービス終了直前、最後にアプリを起動できたのは職場の昼休み。 お別れの瞬間は何時間もかけてリセマラをした、思い入れのある最初の1枚と共に。

 

 

泣き虫ウサギだったヒューズもまた、大きく成長したキャラクターの一人でしたね。 最初は些細な出来事でも涙目になっていたのに、回を重ねるにつれ凛々しさが増していき、その変化がたまらなく、まるで親目線のように嬉しかった。

たぶんあの24人の中で、旅路の中で最も成長の伸び幅が大きかったキャラだと私は思っています。

 

…さよなら、私のグランスレイヤーたち!

ゲームで接することはできなくなってしまったけれど、私の監督業は終わってしまったけれど、今だからわかる。

 

オトメ勇者はイナズマイレブンの魂を引き継いだ熱いゲームでした。

 

24人、その中の誰か一人でも欠けては成立しえない、最高のチームでした。

 

だから最後は、イナズマイレブンの円堂くんみたいに、監督からはこの言葉で〆させてもらおうと思います。

 

……みんなー! いつかまた一緒に、レースやろうぜ!!

 

 

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追記:

オトメ勇者、「メインシナリオ」+「配信予定だった新章」のみ今後どこかで、ゲーム外で読めるようにするという公式の告知はされているのですが、それ以外のイベントエピソードや各キャラクターの個別エピソード類は配信予定が現在ありません……。

 

実は公式サイトはサービス終了と共にキャラクターページが更新され、各キャラクターの個別エピソードを読まなければ判明しなかったような裏事情のネタバレまで事細かに書かれてあります。 (なのでたとえばイクサの記憶喪失となった過去にいったい何があったかも公式サイトのキャラクター紹介ページでネタバレされてます。一応閲覧注意。

 

もしかすると公開予定がないゆえに、それらのエピソードの再公開が絶望的がゆえにネタバレを公式サイトに掲載したのかもしれません。

でも今のところ要望を送ったプレイヤーたちの手応えだと、おそらく今後のシリーズについて、先の見通しもあまり立っていない状態ではないかと思われます。

 

もしこれを見ている勇者さんがいたら、或いはキャラクターたちが今になって気になってきた初めましての人がいたら、是非お問い合わせメールを介して要望を送ってみてください。(例:オフライン版出してほしい、コンシューマで出してほしい、書籍で出してほしい、メインシナリオや未公開章以外のエピも公開してほしい等)

 

あなたの一通が力になるかもしれません!

以上一人の勇者からのお願いでした!!よろしくお願いします!

 

…地球にはこのようなことわざがある……

「涓涓塞がざれば終に江河となる」

以上!

 

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さらなるおまけ話

……イナズマイレブンの魂を感じるも何も、同じ親でした!!!!!道理で!!!!!