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【人生の息抜きで死生観を考える】「アンジェリーク ルミナライズ」ネタバレ無し感想

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クリアしたゲーム感想を書くのが恒例となってきたこのブログ。

というわけで今日のおしゃべりの話題のゲームはこちら。
アンジェリーク ルミナライズ」

以下、略して「アンミナ」と呼びます。

 

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まず概要を説明しますと、こちらコーエーテクモゲームスから出ている、女性向けの「乙女ゲー」というジャンル。

(ちなみにこの作品はコーエーテクモ名義なのでカタログチケットは使えません! 残念!)


一応定義の確認をしておくと、乙女ゲーとは、いわゆる「男性キャラと疑似恋愛体験ができるゲーム」、いわばギャルゲの逆性別版のこと。


(それにしても昔から思っていたのですがややこしくないですか? ギャルゲーは「攻略対象がギャル(女子)のゲーム」のことを指し、乙女ゲーって「主人公が乙女(女子)のゲーム」を指すじゃないですか。「ギャルゲの対義語的に呼ぶならそこはイケメンゲーじゃないのか?」と思ったり思わなかったり)

 


閑話休題

 

簡単に「アンジェリーク」の商品概要を説明すると、
おそらく世界の乙女ゲーの歴史の中でも最初期に出たゲームです。
正確に漁ってないけど世界初の乙女ゲーかな? 
作ったのは当時のコーエー。(現在はコーエーテクモ名義ですけどね)
初代の主人公の名前がアンジェリークだったためシリーズもこの名で続いています。

 

まぁアンミナはそんな歴史あるゲームシリーズの最新作というわけです。

アンジェリークシリーズは派生やリメイクなどは出ていたものの、新作に関しては昨今音沙汰がなく、「完全新作はこのルミナライズで15年以上ぶり」というファン待望の新作です。


キャラクターもシナリオも既存シリーズと一新されてるので新規の方にも全然問題なくお勧めできます。

 

(流石に乙女ゲーゆえに男性ファンにはお勧めしていいか分かりませんが、過去に有野課長ゲームセンターCXで「アンジェリーク トロワ」というナンバリングを遊んでフラれるという経験をされてるらしいです。アンジェは育成シミュレーションパートが独特なのでそこを楽しむ男性プレイヤーもいるとの噂。私も過去にアンジェ本編を初めて遊んだときの感想が「これは乙女ゲーの皮をかぶった戦国国盗りシミュレーションでは?」でした。)

 

また恒例の如く言いますが、アンミナ体験版あります!
本編にセーブデータを持ち越せるやつです!
好みが分かれるかもなゲームシステムなので、実際に遊んで気に入ったら買ってみるのがおすすめ。


(ちなみに私のアンジェ歴ですが、一番最初に知ったのはアンジェリークシリーズの学園パロ版の派生ゲーである「スウィートアンジェ」という女児向けゲーでした。お菓子作りを前面に推されているので当時の女児であった私は恋愛要素を主軸としたアンジェ本編があるということを当時つゆ知らず、後に本編の存在を知って驚き、GBA版の初代リメイクだけ少し遊びました。)

 


さて自分語りと前置きはこれぐらいにして中身の方に触れていきましょう。


アンジェの世界は学園パロのような派生ゲーを除き、本編はいずれも共通の世界観があります。
それが以下の通り。

 


……ごく普通の女子高生だった主人公アンジェリーク(通称アンジェ)は、
ある日突然自分の住んでいた地球から天空に浮かぶ飛行都市へ強制連行され、「この宇宙を司る女王となるための試験を受けろ」という意味不明で突拍子もない宣告をされます。

なんでもこの世界の宇宙は「女王」という存在が世界のバランスを保っているらしく、
女王が力を失った宇宙は不安定で危険な状態となってしまうらしい……。

その女王適性があった主人公は、もう一人の女王候補であるライバルの女子・ロザリアと共に、次代女王を決めるための試験を強制的に受けさせられることになったのです。

 


…少し細部は違いますが、イメージとしては小説/アニメ『十二国記』を想像してもらえると、十二国記ご存じの方には喩えとして分かりやすいかもしれません。


ある日突如ファンタジーな世界に飛ばされた平凡な女子高生の主人公に「この大地の均衡を支えるための王になれ」という運命を課されるという構図とアンジェはちょっと似ています。(まぁアンジェ初出はスーファミ時代のゲームなので十二国記より早いですが)

 

そして、『十二国記』の王には「麒麟」という王の補佐がいるのと同じように、
アンジェにおける「宇宙の女王」には「守護聖」という補佐官の男性が9人もいます。

女王候補となった主人公とライバルは、彼らの力を借りて、「一つの惑星の大陸を育てろ」という試験に挑むことになるのです。
試験に挑むうち、守護聖と女王候補の中に恋愛感情が生まれるということも……?

 

 

…簡単に言うとシリーズ1作目からこんな内容です。

 

 

なぜ世界初クラスの女性向け恋愛ゲーがこんな変化球も甚だしい設定にしたのかと開発を小一時間問い詰めたい

(学パロ版を最初に知ってた私はその複雑な設定を最初に知った時にむせました)

 

 


まぁ理由は想像付きます。当時からコーエーは戦国シミュレーションを作ってましたので、女性向けゲームを作るにあたってそのシステム的なノウハウが流用できる世界観設定をまずは作ったんじゃないかな、と。(※私の妄想です)

 


……ゲーム内容を具体的に言うと、プレイヤーは「大陸を育成する」という女王試験にメインに取り組まねばなければなりません。

 

「大陸育成」と言ってもプレイヤーのやることは簡単で、「火」だの「光」だの「水」だの「夢」だの、この宇宙を構成する9つの要素をそれぞれの守護聖が司っており、プレイヤーは彼らにお願いすることでその要素たる各エネルギー(作中用語でサクリアといいます)を自身の大陸に送ってもらうだけです。

 

食べ物の栄養素が偏ってはいけないのと同じように、それぞれのサクリアを満遍なくバランスよく自分の大陸に送っていくのがポイントです。
そんな女王試験のスキマ時間を利用して、魅力的な守護聖様とプレイヤーは恋愛をすることになっていきます。

 

…そんなアンジェシリーズの最新作「アンミナ」ですが、これまでのシリーズと同じように、宇宙の女王に関しての設定は共通しているものの(シリーズ前作以前の女王や守護聖たちは今回の宇宙とは別宇宙を管理しているという設定になっています/前述の通りキャラ一新されてるので歴代知識は要りません)ひとつだけ歴代シリーズと大きく違う点があります。

 


それが「主人公(アンジュ)が25歳のOLである」ということ。

 

 

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前にも説明しましたが、アンミナは前作からリメイクなどを除けば15年以上も空いたシリーズの作品です。


ゆえに、主人公設定が25歳と既存シリーズと比べてかなり高くなった理由は、「それ以前のシリーズを遊んだ当時の乙女や女児たちも、今や女子高生の主人公を出しても素直な感情移入が難しいのでは」というコーエー側の配慮かと思われます(私の妄想です)

 

なので対象年齢としては、乙女ゲーは乙女ゲーでも大人の女性向けですね、これは。

 


で、どうしてもその「主人公の年齢が違う」という点にぱっと見で目が行きがちなんですけど、クリアした今、このゲームはそこの部分を評価するゲームじゃないと思ってます。


やっとブログ記事のタイトルにしたことが言える。

 

 


私がアンミナをプレイして出た感想、
「人生の息抜きで死生観を考えるゲーム」

 

 


つい人目を引くためにブログ記事タイトルも誇張広告っぽいフレーズにしたくなるんですけど、でもやっぱり私の中でアンミナの本質はこれだな、って思ってしまって。


…いやこれ、アンミナは乙女ゲーじゃないよ。
いやそりゃ攻略対象(守護聖)に甘い言葉とかめっちゃ主人公言われるから確かにこれは乙女ゲーなんですけど、そういうことじゃなくてもっとこう……。


アンミナはその乙女ゲーとしての部分じゃなくて、「乙女ゲーという枠からはみ出した部分」が刺さってくるゲームなんですよ、少なくとも私には。

 

 

先述の通り、アンミナの主人公・アンジュは25歳のOLです。
(デフォルトネームはアンジュですがプレイヤーは7文字以内の任意の名前を付けることができます。ただしプレイヤーネームがアンジュのままだと、守護聖たちはそのまま名前をボイス付きで呼んでくれます)

 

そのアンジュが仕事帰りにビル街を抜けて立ち寄ったバーでお酒を飲んでいたところ、隣の席の客に渡された怪しい書類に軽い気持ちでサインしてしまった結果、彼女はその書面の契約通りに女王候補試験を受ける羽目になるという、ちょっと心配になる人物像なところから物語はスタートします。(この彼女の軽率な部分は作中でも指摘があります)

 

 

……正直なところ、私はアンジュ本人には感情移入があまりできなかった。
誤解を招かぬように言うと、「自己投影じゃなく、感情移入ができなかった」です。

まず私はこれに限らず乙女ゲー遊ぶ時は主人公という別人を操作してる感覚なので主人公に自己投影はあまりしないタイプの性格です。「主人公」というキャラクターと攻略対象のいちゃいちゃを見るのが好きなんだ。「夢小説」と「乙女ゲー主人公と攻略対象の誰かのノマカプ」は違うんだ。わかれ。(?)

 

で、主人公アンジュは都会暮らしで、本人の経験談によると仕事も失敗も多くて冴えない生活だったようですが、私目線だと彼女の置かれた環境が割とキラキラしたOL生活に見えたので、田舎暮らしの私としてはこう、自分と比較して自分のスペックに凹んでいく形でした。
そういう意味で彼女の生活には「感情移入ができなかった」……。

 

でもアンミナを遊んだ自分としては「面白かった」。
その理由が、このゲームは「主人公以上に感情移入してしまう存在」がいたからです。

 


……攻略対象が複数人いる乙女ゲーに関して特定の1キャラをプッシュしてしまうのは気が引ける部分もあるのですが、彼はアンジェシリーズの中でも異例中の異例な存在でアンミナの他のキャラクターについて語る上でも外せない枠なので是非ともここで紹介しておきたい。


それが発売前に一部界隈で話題となった水の守護聖「カナタ」です。

 

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↑カナタ(画像の中央にいる男子)

(なお25の独身女が高校生を夜に自分の部屋に入れるのはあまり良くない気がします。あくまで私の意見)

 


試験のために自分の住んでいた惑星から突然強制連行されるのは主人公ら女王候補だけではありません。
彼女らのサポートをする守護聖(攻略対象)も同じです。

そんな中で「カナタ」という守護聖も、主人公と同じく地球出身の若者になります。

彼もまたごく普通の男子高校生として生きていました。
友人とゲームしたり、模試に頭を悩ませたり、ツイッターをしたり。

 


……そうです、守護聖(攻略対象)の中で彼にだけ特例で、彼個人のツイッターアカウントがあります。

 

 ↓こちらがそのカナタ少年のtwitterアカウントです。

アカウント開設は2020年の7月2日。


翌年の5月20日に発売されるゲームのPRアカウントを前年の夏から作るこの広報の執念、怖すぎる。

 

……まぁ広報事情はさておいて、カナタ少年のアカウントの内容を素直に追っていきましょう。

普通にゲームを楽しんでいたり、そしてこのソーシャルディスタンスなご時世でリモート授業だったり、旅行にも行けなくなってたり……。


彼のツイートの中には直接のコロナの文字は無かったものの、「2020年」という世界的にも未曽有の経験を迎えた年を生活していた様子が残っています。

 

ポケモンコダックが好きだったり、

 

リングフィットも買ってたり

 

とにかく、彼のツイッター「実はこれはアンジェリークルミナライズというゲームのPR用アカウントなんだ」ということを説明しておかないと、時事ネタに触れていたり、本当に実際の男子高校生の生活に見えてしまうぐらいに違和感がない日記だらけなのです。

 

 

↑更に彼には横溝海斗という友人がいて、その海斗くんのツイッターアカウントもまた別に存在します。

 


カナタくんのツイッター開設日の様子を見るに、おそらく海斗くんがツイッターアカウントを取得したもののフォローする相手がおらず、カナタくんを誘ったのだと思われます。
(実際に海斗くんのほうが開設日が早い)

このふたり、相互フォローになり、そして度々互いにリプライを送り合ってました。

 

 

……けれどここまでの説明を読んで勘のいい方ならお気づきでしょう。

 

そう、カナタ少年はこれらのツイートがされたその先の未来で、守護聖になるべくして、飛行都市に強制連行される未来が待っています。
そして、元の生活には戻れないこともその地で宣告されます。
つまるところ、彼の将来には「家族や友人たちとの予期せぬ突然の別れ」が必然的に存在するのです。


そしてアンジェを経験した過去作プレイヤーにもその未来は最初からずっと見えているという地獄のような構図。


なんだこの鬱イベント発生装置は。

 

 

そんなこんなで、彼の日常ツイートは、夏も秋も冬も、この感じで数か月もずっと続きます。

(よかったらこのブログ記事を読み終えた後にカナタくんのtwitter過去ツイート覗いてみてください。崖の上に逃げたヤギの話題に触れていたり、自身と同世代の藤井聡太棋聖の活躍の凄さに自分を比較してしまったりなど、時事ネタに関するものも数多くあります) 

 


……そんな、平凡な日常生活の報告が続いてきた中で、カナタ少年の身に最初の異変があったのは今年の4月。

 

このご時世でそんなツイートをされると別の心配をする…。
そして案の定カナタ少年もそれを疑うが、実際のところは彼の身の異変はウイルスによるものではない、守護聖としての力に目覚めかけているそのせいだ……ということもプレイヤー視点では見えている。

 


そして発熱騒ぎ以降のツイートたち…(一部抜粋)

 

 


そんな彼は高校三年で最後の体育祭に頑張る誓いを立てている様子ですが、

 

でもプレイヤーには見えている。
彼がその体育祭を迎えられないことを……

 


そして彼の身に起こる異変はどんどんエスカレートしていく。

 

 

そして彼は違和感を覚えた時の記録に該当時刻を入れ始める。

ストーカー的な不審者を疑っているようだ。

 

 


惜しい、守護"霊"じゃないんだよな…

 

――そしてついに、"その日"の宣告が来た。

 

 

これを見た界隈の人間たちはどよめいた。

ついに。

ついにその時が。

 


そしてそれを裏付けるように、その翌朝、カナタ少年は己の身に迫る危機を察知していた……。

 

以上のツイートの間に、彼の友人である海斗くんがただならぬ様子を察して彼に「LINEして」とリプライを送っていました。


そして、このツイートを最後に、@kanata_1202__のアカウントは以降一切更新がされなくなります。

 

また、それまでにリプライを送り合っていた横溝海斗くんのほうは、それ以降で彼とリプライをし合ったツイートが全て削除されており、そして相互フォローだったはずのカナタとはフォローが切れていて、まず彼はなぜ壁打ちのツイッターを一人きりでしていたか思い出せない様子。

 

 

実は女王候補や守護聖に選ばれた者が出ると、その家族らと友人など親交のあった者は「その主人公(守護聖)に関する記憶を全て消される」という措置がなされます。

リプライ全削除や相互フォロー解除もそれに起因するのでしょう。

 

もう誰も、主人公およびカナタ少年の事を覚えている人間は(メタ的に観測できるプレイヤーらを除いて)この地球にいないのです。

 

…いや正確には、記憶が消されるというより、「守護聖たちの痕跡が最初から無かったもの」という状態になります。

つまり、皆がカナタのことを忘れたのでなく、「最初からカナタという若者はこの世界に存在しなかった状態になった」と呼んだ方が正確かもしれません……

 

 

(↓キャラクターデザインを務める紗与イチ先生のツイート。画像が漫画になっているので是非開いて全体見て欲しい)

 

 

……このカナタくんの最後のツイートがされた日、Twitterトレンドに「アンジェリーク」が載るほどの騒ぎが起こりました。

 


去年の7月頭から今年の4月までの期間をかけた長すぎるPR。

 

およそひとつのゲームのPRでこんな手の込んだ"その日"の完成に、プレイヤーは開発に拍手を送り、そしてカナタ少年の境遇を思って涙した……。

 

 


↓アンミナとコラボPR企画もあった、「マキとマミ」(※オタク女子なOLの生活をコメディタッチで描いた漫画)の町田 粥先生による漫画

ほんとうにこの絵はプレイヤーの気持ちを代弁していた……。

 

 

 

そしてそこから先のカナタ少年がどうなったかというと……続きは体験版で見ることが出来ます!!
よかったらそのまま本編まで! 是非!

 

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……今までのアンジェシリーズ、私の知る限りでは、主人公も守護聖も、
自分の故郷に関して濃い未練を出すキャラクターはさほどいませんでした。
(連行されたことに不満を示すキャラクターは居たものの、作中でその点の深いとこまでの掘り下げはなかった)

容量の問題か、メタ的にプレイヤーも開発も気にしてなかったのかの問題もどちらもあったんじゃないかと思いますが、今作は初めて「もう元の環境には二度と戻れない」という女王候補と守護聖にもフォーカスした内容になっています。


主人公のほうはプレイヤーの選択肢によりけりなので未練に対しての度合いは人によりけりと思いますが、カナタのほうがどうなったかというと……まぁいくらか想像は付きますよね。


この感じがね、主人公よりもカナタに感情移入しちゃうんですわ。
私はカナタのことを攻略対象じゃなくて第二の主人公だと思いながら遊んでました。


流石に守護聖になられるお方はこのブログを読んでないとは思いますが、「ある日突然大好きな誰かに会えなくなる」という出来事自体は、私たちの身の回りにも普通にありうる話じゃないですか。


そしてアンミナの主人公・アンジュと同じように年を重ねた人間は、おそらくそういう「不慮の別れ」も身に覚えがあると思うのですよね。

 


そして私はこないだベッドから起き上がる際に体勢が悪くて足を滑らせて頭を床で危うく強打しかけたし(※これは笑うところのアホなエピソードです)、下手したらこのブログ書いてなかった可能性もあります。

 


…このご時世なら余計にそういうことを意識・痛感してしまうことも多いわけで。


だからそういう「死生観」をこのゲームは問いてくる場面が多々あります。
このゲームに興味がある人は、大陸育成ゲーの部分と恋愛ゲーというメインの要素を楽しみつつ、そして「不慮の別れへの悲しみを人はどう受け止めればいいのか」、それを主人公やカナタ少年の目を通して見て欲しいです。


もちろん攻略対象たる守護聖は、カナタのほかにも8人います。
発売前のPRでは以上のようにカナタが圧倒的存在感を示していましたが、
他の彼らもそれぞれのバックボーンを背負って生きています。


だからプレイヤーに価値観の近い主人公とカナタのふたりの目をレンズ代わりに、
他の8人の守護聖の生き方も理解していくことを是非ともやってほしい!

 

私も体験版の範囲ではノーマークだったけど本編遊んで「おっ??」となったキャラクターもいたので、そこら是非みなさんにも味わってほしいです。


……さぁ女王候補様、令梟の宇宙は貴女をお待ちしております!

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……やっぱり言っとくとこれ乙女ゲーですので!! 勿論いちゃいちゃ要素もタップリあるよ!! っていうか本来そっちがメイン要素なんだよ!! 是非女王試験と恋の行方を楽しまれて下さい!!