おどるポルカのひみつ基地

どうせこの世は ホジャラカ ホイホイ

スマホゲーのレビューを書いてみるの巻

こんにちは。
このブログはクラフィの話題専用にする予定も無いので今日は別の話でも。


…私が暇つぶしにする遊びの一つに、スマホゲーのストア巡り」があります。

 

ストアの中にごろごろと転がっている「ゴミソーシャルの卵」(※これは私のフォロワーさんが編み出した、声に出して読みたい日本語です)の中から、自分にとって金の卵と思えるものを発掘するのが非常~~に楽しいのです!


とはいえ、スマホアプリゲーにある大半のゲームが基本無料を謳っているため、大半のゲームはクオリティがお察しレベルなものが多く、その中で優良なスマホゲーを発掘するのは非常に至難の業です。そもそも優良なゲームは大抵ランキング上位に来てますからね。地表に出てるんですよ。掘り出すまでもないんですよ。

 

…というわけで今日はそんな中から、私のイチオシだったりイチオシじゃなかったりするスマホゲーレビューをしてみようと思います。
今回は、自分の手元にインストールしたゲームの中から「万人に推せるもの」「人には勧めづらいけど惰性なのかよくわからない感情の中で続けてしまっているもの」をピックアップしてご紹介します。

なので、当然ここで紹介するのも「今更私が紹介するまでもない有名作品」が多いです。


ただ今回のブログ記事のコンセプトは「同一人物が書いた色んなゲームのレビュー」というのが肝ですので、そういう今更特に触れる必要がないレベルの有名作品も「私個人的にどこが推せるポイントなのか」というのを記していこうと思います。


そしてよかったらこれを読んだあなたも推しスマホゲーレビューを、ひとつのブログ記事とかにでもまとめて書いてみてください。たとえ有名ゲームでも、人によって観点や評価内容、プッシュしたいポイントはかわるので……。

 

っていうか私が読みたいんですよそういうのを!!

あなたの口から! 聞きたい!!


特にTwitterのフォロワーとか、好物が近い人だと好みの波長が合うことも多いので、そういう人のプッシュが読みたいという記事です。「沼に引きずりこんでやろう」という意図でもいいので書いてもらえると、きっといろんな人が楽しい…かもしれない。


では本題に入りまして、それぞれのゲームレビューを行って行こうと思います。

 

 

 

注釈:ソーシャル度指数
・がっつりソーシャル…ゲーム内のイベントで、ギルド戦など誰かとの協力プレイや対戦要素がほぼ必須要素になっているゲーム。
・やりたいならソーシャル…フレンド機能やマルチで遊ぶモードなどを搭載してはいるが、必須要素ではない。
・ソロゲー…ソーシャル要素はほぼ皆無と言ってよい

 

個人的に、「がっつりソーシャル」は人間関係やゲーム内のイベントに実生活が振り回されがちなので、後者ふたつのほうをよく遊んでいます。

 

 

 

●軽快なUIとポップなビジュアルにBGM、素材はいいからもっと頑張れ

1.クラッシュフィーバー 


人に推せる度:正直あまり推せないけどなんとなく私は続けてる
キャラ萌え度:低~中
ソーシャル度指数:やりたいならソーシャル

 

とりあえず、まぁ一発目はこれにしておくべきなのかな。
昔自分が編集したpixiv百科に説明を投げたくなりますが、まぁ改めてご紹介しましょう。


公式サイトによるとジャンルは「ぶっ壊し!ポップ☆パズルRPG」。


ゲームシステムはほとんどターン制のRPGに近いですが、コマンド入力の類は無く、そのコマンドに相当するものをパズル画面が担っているのが特徴。
パズル画面のパネルをどれかタップすると、それに隣接する同色パネルが一気にパリンパリンパリン!と軽快なエフェクトと共に割れるので非常に気持ちがよい。
(この「なぞらなくて気持ちよくパネルが割れる」というゲーム性は、とある人物から「老人向けツムツム」と言われたこともあります。)

 

ゲームのメインたるクエスト画面では、画面下部に現れるパネルをプレイヤーが割り、割ったパネル数に応じて相手にダメージを与えたり、回復したりすることができ、時には敵の使ってくる妨害パネルを、ユニットのスキルなどを駆使して乗り越えていく必要があったりするのです。

 

サービス開始当初は「難関クエストも1度クリアすれば周回いらず」「低レアでも育てれば優秀になる」というコンセプトにより人気を博していましたが、育成の簡易化に伴ってガチャユニットのインフレが非常に加速し、一部のクエストが極端な理不尽ゲー化、また今や「難関ゲーを何度も遊ばなければいけない周回ゲー」と化してしまったため、ソシャゲ性の違いによって離れるユーザーが結構出てしまいました。[要出典]


…サービス開始当初から遊んでるけど、人に推せるかというとちょっと正直なところ難しい。
がっつり遊びたい人は廃課金になるのを覚悟の上で遊んでください。
あとユニットプロフィールの類も無いので、キャラ萌えしたいユーザーにもあまり優しくないかなあ。


なお、昔は石の配布量の渋さに定評がありましたが、今はぼちぼちそこそこな量を配ってるので、ログインして溜まった石でたまにガチャを回す~ぐらいが一番健全な距離感かも。エンドコンテンツに手を出せば死。

 


バカゲーと見せかけての非常に良質なバカゲー(褒めてる)

2.にゃんこ大戦争


人に推せる度:合う・合わないはさておき、育成の簡単さなどの度合いを語る物差しとして一度は履修してほしいゲーム
キャラ萌え度:低
ソーシャル度指数:ソロゲー


今更私が勧めるまでも無いのですが、「にゃんこ大戦争」をご紹介。

最近6周年でテレビCMしてたのも記憶に新しいですよね。
過去にコラボしたせいでクラフィ経由から私はこのゲームを知ったのですが、逆にこっちにのめり込んでしまうという非常にあれな経験をしました。


ジャンルは「タワーディフェンス」、ルールは非常にシンプルで、画面右にある自分の城を攻め落とされる前に、画面左にある敵の城をHP0にして攻め落としたほうが勝ちというもの。


戦闘画面になると、画面右上に(ゲーム内の)お金がすごい勢いで貯まり始めますが、敵を攻撃するためのねこたちを出撃させるにはコストがかかり、この貯まっていくお金の範囲でねこたちの出撃のやりくりをしなければなりません。
安価なユニットはぽんぽん出撃できますが、優秀なユニットは強い代わりにこのコストが高いため安易に出撃はできず、戦略性が求められます。

 

画面左下の「働きネコ」に投資してレベルを上げれば、所持金最大値が増えたり、所持金が溜まる速度が上がりますが、こっちに投資しているうちに敵のボスに攻め込まれちゃった…なんてこともありうるので、お金を投資に使うべきか、或いはユニットを出して前線を維持するべきか…という瞬間的なジレンマが生じたりするのも、このゲームのシンプルながら奥が深いポイントです。

 

このゲームの何よりの長所は「ガチャ低レアにも出番がある」ということ。


ガチャの最高レアである「超激レア」のユニットたちは攻撃力やHPなどが高く、かなり強力なのですが、彼らは基本的にほぼ出撃コストが高額で、更に一度出撃させると再出撃させるためのリロード時間もそれなりにかかってしまいます。(特に序盤のうちだと引いてもほとんど出す機会に恵まれないでしょう)

 

そこで頼みの綱になるのが低レアのユニットたち。
彼らは性能が弱くともほとんどが安価な低コストで出せるため、彼らの「数の暴力」による妨害攻撃で敵の進軍を食い止めたり、あるいは肉壁として前線を繋いだりといった出番をもって活躍ができます。


どちらか片方だけでは勝てないので、低コストと高コストとをバランスよく織り交ぜた編成にするのが攻略のカギ。

 

同じ超激レアでも性能に差はあったりはしますが、インフレの進みは他ソシャゲに比べると比較的かなり遅めなので無課金でもそれなりに戦えるのも長所。
育成要素も非常にシンプルで、クエストクリアで手に入った経験値を、自由に割り振ってキャラを育てるだけという簡単さ。(レベルが上がってくると覚醒素材とか必要になるキャラもいるのですが、まぁそれらも入手は複雑ではないですし、序盤はほとんど気にする必要はありません)

 

そういうわけで、他のソシャゲと比較するためのシンプルさの物差しとして、ハマる・ハマらないは別として一度は遊んでほしいと私は推してるゲームです。

強いて欠点を言うなら編成画面をもうちょっと使いやすくしてほしい、ぐらいなんですが、欠点がそれだけで終わってしまうぐらいに良質なゲームと思ってます。

 

UIデザインもシャレオツ…とはいいがたいですが、このデザインのにゃんこが出撃するゲーム性を考えると、ゲームセンターにある筐体を彷彿させるようなデザインとBGMで、そこらへんもゲームの雰囲気によく沿っているなぁと思っています。


またゲーム性とは別に、にゃんこのモーションがどれも非常によくできていて、彼らは非常にぬるぬる動くので、画面を見ていて飽きないのもポイント。


過去に「魔法少女まどか☆マギカ」や「新世紀エヴァンゲリオン」、「Fate stay/night」、「パワプロ」「ぐでたま」等とコラボした実績があり、コラボユニットたちだけで編成をすればこれ何のゲームだっけ?といわんばかりの、かなりの混沌とした画面が作れる面白みもあります。遊んでみたかった人は今後の復刻を祈りましょう。


課金石はあまり一度にドカッとみたいな配布はしないですが、毎日ログインしてコツコツためてく感じのゲーム。継続は力なりが物を言います。


…なんか今コロコロコミックで連載してるせいなのか、このにゃんこ大戦争男児の間でめっちゃバズってるらしいです。でも私はコロコロコミックを読んでいないのと、身の回りにその世代の男児がいないのでよく知らないんですよねぇ……。ほんとに流行ってるんですか…!?

 

なお過去に3DS版もリリースされており、3DSのダウンロード数ランキングでは、ポケモンやマインクラフトなどの数ある有名タイトルを抑えて1年以上は1位に君臨し続けているという恐ろしいゲームでもあります。

3DS版では買い切り777円、この冬出たばかりのswitch版も999円という値段の安さで、どちらもスマホ版では高額課金しないと出ないようなキャラクターがこちらでは追加課金なしに手に入るという利点があります。


ただしこちら据え置き版はスマホ版と違ってコラボイベントのような類は存在しないため、コラボキャラクターまで楽しみたいという人には不向きです。

コラボは別にいいや~という人はスマホゲーをお試しで触ってみて、ゲームシステムを気に入ったら上記二つに手を出すというのが一番お財布に優しいかもですね。コラボは大人向けの題材が多いので特にちびっこが遊ぶなら据え置き版がいいかも。

 

●世界の終焉を食い止めるべく、彼らは「神」を求めて旅に出る。――パズルと戦略が物を言うスマホゲー界のいぶし銀

3.テラバトル TERRA BATTLE

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www.terra-battle.com

※公式動画URLを持ってこようかとも考えたのですが、公式動画はネタバレを非常に多く含んでいたり、いまいちわかりづらかったので公式サイトの紹介に代えさせていただきます。

 

人に推せる度:いいから黙ってやれ、やるんだ!
キャラ萌え度:中
ソーシャル度指数:ソロゲー


かのファイナルファンタジークロノ・トリガーを手掛けた坂口博信氏プロデュースによるスマホゲーム。
さすが大御所といったところでしょうか、BGMの植松伸夫氏をはじめ、かなりの有名スタッフ揃いで作られております。
(※一番よくわからない大御所コラボがダウンロード数達成記念に加山雄三氏に背景画を発注したというやつ)

 

ゲームそのものは何と2018年10月にバグ修正を除く全更新の終了を発表。
それに際してメインストーリーも完結を迎えたという、スマートフォンゲーとしては異例の作品です。誤解しないで欲しいのは、サービス終了じゃなく「シナリオ完結」です。勘違いしないでね。なのでフツーに今も遊ぶことができます。むしろ最終アップデートが終わってからというもの、各種素材クエストが常設になり、更新のあった頃よりも格段と遊びやすくなったという状態で、逆に今こそ遊び時…?

 

今では「動画視聴で24時間に1回無料ガチャ(を3種)」やっています。
もちろん課金したかったら課金してもいいのよ…。


味方ユニット1体を選んで、制限時間(基本4秒)以内にドラッグし、味方同士で挟んだユニットを攻撃するというこれまた非常にシンプルなルール。このとき、味方の直線上に他の味方がいると連鎖に加わり、スキルを発動できるという仕組み。

味方のコマを動かす際に、動線に別の味方がいるとその味方を押しのけて動かすことができます。
パズドラのコマの動かし方に慣れた人に言うと、あれと同じです!!
もちろん、パズドラを1度も遊んだことない私が問題なく遊べてるので、やったこともない人もご安心を。慣れです。慣れないうちは難しいこと考えなくていいのです。とにかく敵を味方で挟めばよいのです。

(…なお、コラボというかなんというか、パズドラのD考案による特別クエストなんてのも中にはあります。)

 

このパズルがシンプルながら非常に面白い。

具体的に語ってしまうとステージギミックのネタバレになってしまうのである程度ぼかして表現しますが、ほとんどの敵の行動パターンは決まっていて、そのパターンを探ったり、対策を講じたりするのが攻略の上で大事になっています。(敵ユニットを長押しすると攻撃範囲やどんな効果のスキルを持っているかを確認することができます)

 

たとえば「自分の周囲1マスにいる相手を眠らせてしまう」という厄介な攻撃をまき散らす敵が登場した時に、「攻撃を食らう前に味方を相手の攻撃圏内から退避させる」ことはもちろん、あるいは「睡眠無効やそれを回復できるキャラクターを編成に加えて対策を講じる」、「そもそもそんな厄介な攻撃を喰らう前に一斉攻撃を駆使して速攻で潰す」…などなど。

…いやもうほんと、ギミックのネタバレになってしまうので例を出そうにも私のボキャブラリーと記憶力ではこんな面白くなさそうな例えしか出せなくて申し訳ないのですが、 実物はもっと凄いです。もっと私たちの頭を悩ませて、もっと騙し討ちされて、ボスの面に辿り着いたとたんに「えええ!?」と驚いたり、「そういうことだったのか~~!!うわーやられた!」と思わず敵ながらあっぱれしたくなったりするようなギミックが山のようにあります。

敵の見た目などがそのギミックを攻略するヒントになっている場合もあるなど、状況に応じてそこらへんを見極める面白さもあります。

 

なので、メインクエストの初見では一切攻略サイトを見ないことをお勧めします。

(ガチャキャラの性能評価みたいなのは調べてもいいかもだけど、手探りのクエスト攻略こそがこのゲームの神髄なので、攻略は見ないでやってみよう!)

 ギミック攻略方法を考えるのを含めて、色々と試行錯誤するのが楽しいゲームですので…。

 


そして何より、ゲームシステム自体が面白いのも推したいのですが、個人的に一番プッシュしたのはこの「陰鬱な世界観」
このゲームのUI、いつ見ても非常に暗いですが、そのUIの暗さを一切裏切らないほどに本編ストーリーも暗いです。
読み進めれば進めるほど、ただただ救いのない世界がそこに広がっています。

 

味方キャラクターは非常に美麗なビジュアルなのですが、敵モンスターの造形はクリーチャーすぎてお世辞抜きに非常に本能的に受け入れにくいところを突いてくるぐらい気持ちが悪いし、また波多野 大先生(はたの まさる 先生/通称:大先生)による独特の言い回しが極めてポエミーで強烈なため、メインストーリーも合わない人にはとことん合わないシナリオだと思います。なのではっきり言って人を選びます。

 

……でも、そんな風にいつまでたっても救いのない世界の物語なのですが、そんな救いのない世界だからこそ、それでも足掻くように、地を這ってでも生きようとするキャラクターたちの姿が大変胸を打つものがあるのです。

キャラクター毎のメインシナリオのようなものはありませんが、ガチャで登場する味方ユニットの彼らはプロフィールの文章が短いながらも、そんな短い紹介文で抉るようにジャブを浴びせてきます。


またメインストーリーでは、物語が軌道に乗るまでがちょっと長いのですが、ちょうどゲームのOP画面にいるキャラクター2人が登場する10章になってから急に展開が動き始めるので、そこまでは宜しければ辛抱の上で読み進めながらパズルRPGを楽しんでいただければなぁ、と思います。


…実はこのゲーム、ガチャも非常に良心的なほうで、喩えるなら「超巨大な箱ガチャ」。説明はめんどくさいので省きますが、毎日無料ガチャを回してるだけでもそれなりに手持ちも揃ってくることと思いますので、よかったら遊んでもらえると嬉しいです。

 

キャラクターも、たとえ低レアでも高レアに負けず劣らずの活躍をするユニットも珍しくはないため、安易に低レアだからゴミ!みたいにならないのもまた嬉しいところです。


…なお、知ってる人は知っている、実はこのテラバトルには「2」もあったんですが、この1(無印)の良さに対して皆からの期待値がかなり高かった2は初期の頃にバグ祭りや下方修正など相当やらかしちゃいまして、またゲーム性も1と比べて今一つだったのでユーザー離れを生じ、最後に外注先であるシリコンスタジオがゲーム事業からの撤退を発表したというのがトドメで、1年経たずにサービスを終えてしまいました…。遊んだ人によると、2もシナリオ部分は面白かったらしいんですがね。

 

その2が終わっても、幸いなことに外注なしの自社タイトルで、世界観やシナリオ、キャラクターが全く違った1は今も平気で生きているという状態なのです。

 

まぁこの1もメインストーリーが完結した以上はいつこれもサービス切られてもおかしくないのかもですが、今は製作元は「テラウォーズ」という1のキャラをベースにした新ゲームを現在製作中であり、それが完成するまでは1もサービス終了にはなり得ないのでは…という話が濃厚です。まぁ、あくまで噂ですが。

テラウォーズもβ版は一時的に解放されたことがあったみたいですが、それ以外全然音沙汰もないので、まだ完成発表は当分先になりそうな感じがします。

 

4周年を迎えてメインストーリーの完結したこのタイトル、 この機に遊んでみてはいかがでしょうか。


●騎士になるもよし、乳搾りや釣りに明け暮れるもよし、君はどんな生活を選ぶ?

4.ワールドネバーランド エルネア王国の日々

人に推せる度:育成シミュレーション好きにはきっとハマる、埋もれた良作
キャラ萌え度:低(自PCに萌えたいならご自由に)
ソーシャル度指数:ソロゲー


PSPからも過去に出ていたというワールドネバーランドこと略して「ワーネバ」シリーズのスマートフォン版。
Nintendo Switch版も発売されているゲームです。
私が牧場ゲーを求めてストアをうろついてたら偶然見つけたゲームで、気に入ってしまいました。(※このゲームにあまり牧場要素はそんなにないです)

 

このゲームに明確なゴールはありません。
箱庭のような小さな王国を舞台に、PCはダンジョン探索したり、或いは畑仕事をしたり、時には恋愛、結婚、そして行く行くは子供の世代に交代して…といつまでもあなたが遊びたいと思う限り遊べるゲームです。

面倒なスタミナ性も無し。あなたが遊びたいときに遊びたいだけ遊ぶことができます。

 

既存作品で言うところのファンタジーライフとか、あるいはフリーゲームのElonaとか、あとは私が遊んだことは無いのですが牧場物語みたいなのが好きな人にはきっと好きになる要素が多いゲームじゃないかなぁと思います。逆にその手のゲームが好みじゃない方にはお勧めしません。


最初に容姿や性別、名前決定などのアバターメイクをしてから、あなたのエルネア王国生活は始まります。
王国を訪れた「旅人」であるあなたは、一定金額をゲーム内で集めるとこの国に帰化することができ、そしてそこから本格的にこのゲームが始まります。

 

そこから先はあなたの選択次第。
ラダ(牛)の乳しぼりに明け暮れる毎日を送ってもいいし、或いは「竜騎士」の称号を目指してダンジョンに潜る修行の日々を過ごすもよし。
騎士や農場管理組織などに所属すれば出世も見込める世界……!!


…最初にこのゲームを遊んだときには行き交う人の多さにびっくりするかもしれませんが、安心してください、完全にあなた以外の住人は皆NPCです。なので気軽に話しかけたりしても特に問題はありません。

 

NPC住人たちもあなたの知らないところで交友を深めたり、結婚したりと生活を送っています。そんなNPCたちの間で、あなたも一人の国の住人としての生活を過ごすのです。
アプリアイコンがやや地味ということもあり、私はストアのランキングの上の方で見かけた記憶はないのですが、ゲーム自体はかれこれ2年以上も続いているというなかなかの長寿枠。

 

課金すると一部の便利機能の解禁やら、アバター着せ替えの服がガチャれる程度で、実際無課金でも全く問題なく楽しめます。そういうわけでガチャゲーに疲れた人にはちょうどいいかも。

 

ただちょっと難点として、操作性としてシステムなどに多少の独自性があるため「この国の生活に慣れるまでがちょっと大変」。


強いて序盤の注意点を挙げるなら

チュートリアルは連打で飛ばすと後からの確認が困難のため、ちゃんと理解してからタップして進めよう。(※図書館の本棚まで行けば再確認ができるぞ)
・序盤、手動での移動は確実に迷子になるのでまずお勧めしない。自動移動機能を駆使しよう。
「親友」になれるのは同性限定。
一度「恋人」になってしまうと有償アイテムを使わない限りはもう離縁できないので、相手選びは慎重に。
・「旅人」歴のあるPCは王族と結婚できない。(王国生まれが必須条件/つまり初代PCは王族と結婚できない)

と、こんなとこでしょうか。

 

魔銃騎士とかのようなダンジョンにひたすら潜らなきゃいけない職がある割にはダンジョンがちょっと単調かな~みたいな欠点もあるにはあるのですが、まぁ周回するならこれぐらい単調なほうが気楽ではありますし、それを差し引いても完全無料でここまで遊べるのは良いなぁと思うゲームです。

隠れた名作と思うので、もしもこのレビューを読んで自分には合いそう、と思った方はこの際是非に。

 

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如何でしたでしょうか。

私はスマホゲーを沢山遊んでたつもりだったのですが、いざ挙げてみるとサービス終了してるゲームだったり、ちょっと遊んで自分には合わないと思って離れたゲームだったり、明らかなクソゲーすぎてここに書くまでもない…みたいなやつが多く、レビューできるほど長所があり、また自分でも語れるほど遊んだのは現状この4つぐらいでは、って感じでした……。

 

まだまだ良質なスマホゲーを求めて、そのうちストックが溜まりましたらまた書くかもと思いますのでその時はまたよろしくお願いします。

 

そしてこれを読んだ人、良かったら皆さんのスマホの中にあるゲームもまとめてレビューしてほしいです。書いてくださいお願いします。

「今更自分が紹介するまでもないな」みたいなビッグタイトルでも、その人の視点で語られてることが大事で、読んでて大変面白いので…。

 

というわけで今日は以上! ここまで読んでくださりありがとうございました。